世界選手権2021に行ってきました。

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みなさんこんにちは!中野紘志です。報告を兼ねて久しぶりにブログを。

ビーチスプリント世界選手権、コースタル世界選手権に出場するため、

こんな時代ではありますが、ポルトガル・リスボンの近く、

オエイラスという浜辺の街に行ってきました。

率先してパパを送り出す娘
閑散としている成田空港
オエイラスの海とチーム中野を支える井手さん椎名くん

結果からいうとそれぞれベスト16と25位という結果になりました。

 

ビーチスプリント世界選手権では

高校生の女子ダブルが準優勝するなど、ジュニアの部では男女共に非常に素晴らしい成績を収めました。

今回、ビーチスプリント世界選手権、コースタル世界選手権に初めて出場したわけですが、

非常に楽しかったです。

ビーチスプリントは1対1ということもあり、

ゴール後相手と握手したりなど、スポーツを通じて交流する場が持ちやすかったり、

応援する方からいっても、スタートとゴールが陸地なので、

スタートした瞬間とゴールした瞬間が非常に見やすい、

そして距離が大体300mの往復なので、どっちが勝っているかわかりやすく、

かつレースもすぐ終わるので圧勝が少なく見ていてドキドキする、といった

いろんな新しい要素がありました。

レース中の中野紘志
ボートを降りて全力で走りだす中野
全員違う所属経歴のクォード(高校生から33歳まで)
ビーチスプリントのレースを終えたチームの中野
世界選手権中優勝を収めた女子ダブル
銀メダルをもらう女子ダブル
スロベニアでだいぶお世話になったイツトックさんと再会

コースタル世界選手権の方は、

今回あまりカメラの台数やGPSとの連携など、かなり改善の余地はある状態でしたが、

ドローンをもっとたくさん使って、かつGPSで全ての選手がどこを漕いでいるか

リアルタイムに確認できるようになれば、

陸上のマラソンのようにずっと見てられる競技になるのではないかと思いました。

漕いでる側からしても、潮の流れに流されながら目的のブイを目指して漕ぐことや、

密集して衝突しがちな第一ブイを相手の状況を見ながらできるだけ早くターンすること、

遠すぎて見えない第2ブイを、見えてるらしい先頭集団を信じてついていくなど、

通常のボート競技ではありえない能力、近所付き合いが求められる競技でした。

4kmのレースで20分以上かかるレースでしたが、これもまた非常に楽しかったです。

2028年のロス五輪で採用される予定ということで、

今回このような状況ながらもたくさんの国、選手が参加しており、

みなさん楽しそうでした。

海原へ漕ぎ出す中野
第1ブイを過ぎ第2ブイを目指すレース中の中野
コースタル世界選手権に出場した日本選手団。題「進路相談をしちゃいけない人たち」

自分自身どこまでいけるかわかりませんが、

まだ行ける気がするので、

来年はファイナルAに行けるよう、

コーチ業を続けながら虎視眈々とトレーニングを続けていければと思います。

ビーチスプリント、コースタルという新競技に

より多くの選手が関わる未来に少しでも貢献できればなと思います。

東京五輪五輪銀メダリストと

無事帰国できましたので、隔離生活頑張ります!

最後になりましたが、今回世界選手権に向けて、

たくさん応援・ご支援頂きありがとうございました!!

本当に素晴らしい遠征でした!!

ありがとうございました!

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