すべて書いてしまおうシリーズ⑤練習メニュー(乗艇)

すべて書いてしまおうシリーズ⑤練習メニュー(乗艇)

 

レースに向けて、最高の結果につなげるためにどんな練習をしたほうがいいか。

そんなことがわかったら最高だし、むしろ教えて欲しいのだが、

今のところ自分で考えていたことを書く。

 

<基本的な考え方>

1、きつければいい

2、丁寧である

 

 

UT,AT,インターバルなど大まかに3種類トレーニングがある。

6分〜7分のレースに向けて、

1時間以上できますよという強度を重ねるのがUT

20分30分ぐらいならできますよがAT

1分2分4分ぐらいならできますよがインターバルトレーニングになる。

 

これらをどう組み合わせればいいのか、というのが大体の疑問だが、

①UTにすべてを賭ける、技術練も体力練もUTに全力を尽くすという国、チームもあれば、

②UTは気分転換、技術練習を兼ねたリカバリーの練習、AT、インターバルで体力練習、

という国、チームもある。また

③それらを時期によって組み合わせるチームもある。大会二ヶ月前までは①、その後から②のように。

 

実際どれがいいのかと言われれば、どれでも勝ってるので、どれでもいいように思う。

自分は②、③の方が、自分の現在位置を見失わない点で、

特に一人で練習をしている、普段コーチがいないチームにとって危なげないかと思っている。

 

UTばかりしていると、どうしてもUTのスピードを極端に求めてしまう。

真面目であればあるほど。

UTばかりだと、UTのスピードでしか自分の成長がわからないから、

UTのスピード向上にすべてをかけてしまって、

技術の習得(UTは思いっきり漕げばスピードが出る)がおろそかになってしまう。

技術が疎かでも、UTはスピードが出るし、

フォワードの時にたっぷり休めるので、如何に非効率、疲れやすい漕ぎをしていても我慢できてしまう。

技術的に間違った方向に行っていても、気づきにくい。

結果、大会直前にレースペースを漕ぐと、めちゃくちゃ疲れる漕ぎであることに気づき、

今まで培ってきた漕ぎ、思いっきり漕ぐ漕ぎはできず、

それっぽい漕ぎでレースに臨まなければいけなくなる。

 

逆に言えば、UTばかりの練習でも、技術の方にしっかりと意識があれば、

UTの中でレースにつながる漕ぎを極めていけば、UTばかりの練習でもそこまで影響は出ないが、

それは客観的に自分を見れる自分、技術的な感覚が鋭い自分、もしくはコーチがいて初めて成り立つ。

自分がいい漕ぎをしているのかどうなのかよく分からない人にとっては

(大学からボートを始めた私にとっては特に)

「UTのスピードをひらすらあげたい」と言う真面目な欲求を

如何に調整するかがすごく難しい。

だからこそ、普段一人で練習している人や、コーチがいないチームは、

「技術的にダメな漕ぎ」をしているかどうかを素人でもわかるように、

途中でATやインターバルトレーニングを入れて、

定期的に確認できる練習をしたほうがいいように思う。

 

 

AT、インターバルトレーニングを定期的にやるチームは、大体週2〜3回が多いように思う。

残りの日がUTトレーニング。

UTは大体2時間かかるが、ATやインターバルは1時間ちょっとで充分疲れるので、

社会人や授業が長い日など練習時間が確保できない、という理由でも採用されやすい。

今日は頑張る日だ、今日はそんなに頑張らないでいい日、技術を磨く日、など、

緩急がつくので、それが好きだという人もいる。

 

UTばかりするメリットとしては、

基礎的な体力がつく。

漕ぐ時間が長ければ長いほど、体幹部の筋肉が発達するように思う。(個人の感想です)

ATやインターバルのような短い時間の練習だと、どうしても頑張ってしまい、

頑張る=四肢の筋肉が発達するような漕ぎになってしまい、どうしても肝心要の体幹部が強くならないように思う。

また筋肉の発達の側面以外にも、精神的な体力がUTでは向上できる。

例えば普段UTが1時間しか集中できない人にとって、

ATやインターバルは30分長くて40分が限界だと思う。

じゃあ普段3時間UTしてますという人が、ATやインターバルをしたら、30分じゃ絶対に物足りない。

1時間、1時間半ぐらいはできるようになる。

私の持論<きつければいい>によると、

いっぱい練習した人のほうが速いので、

いっぱいATやインターバルをするためには、いっぱいUTをしていないといけない。

ATやインターバルに重きを置き過ぎると、練習時間が短くなり、

結果その練習時間のさらに短い時間のATやインターバルしかできなくなり、

結果あまり強くなれなくなる。ように思う。

 

以上、ものすごく長い話になったが、

<まとめ>

技術勘があるかどうか、

緩急つける練習が好きかどうか、

練習時間をどれだけ確保できるか、

で最適な練習は変わる。

でも、大体、きつければいい。

 

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