オリンピックが終わって1年経ち、
「あれから1年かあ」と思う。
人には誰もがそういった「あれ」がある。
入学、卒業、就職、結婚、いろいろ、、、。
「あれから何年」
そうした、「あれ」という名の転機たちが
たくさんある人生がいい。
思い出せる過去が、「あれ」が、いっぱいあった方がいい。
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本日ご紹介いたしますのはaikoの「花火」という一曲。
完全に恋愛ソングで、
完全に恋愛ソングじゃないか、
と思って油断していたところに、
ガツン!!!と強烈な一節がくる曲です。
この一節が本当に心に響き、
考え方を改めさせてくれる素晴らしき曲。
サビ直前の「疲れているんなら辞めればいい」
という意味の歌詞。(ぜひご視聴ください。)
基本的に人間は、疲れているとイライラする。
「なんで俺がこんなことやんねーといけねーんだ」
とか
「早くしろ!」だとか。
いらいらする、「怒り」という感情は、
そもそも「自分が正しい」「自分は間違っていない」「自分は偉い」という
傲慢な正義感からくるもので、
疲れている時イライラしてしまう自分は
「疲れている自分は偉い」だの「正しい」だの傲慢に思っていることでしょう。
「頑張ってる俺、えっへん」みたいな。
頑張ることは尊いし、
正しいし、偉いことだとは思うけれど、
もともと誰かに求められたことでもなく、自分で勝手に始めて、やっているだけのこと。
頑張らざるを得ない状況に、
自分から選んで入って、その中で、「自分偉いだろ」とイライラするのは
頭おかしい。
人生は、自由だ。
どんな選択をするのも自分の自由。
「偉さ」とか「正しさ」のために、始めたことじゃなく、
やりたくて始めたこと。
誰かに、何かに、イライラするたび、
そしてこの曲を聴くたびに、思う。
疲れているんなら辞めればいい。
でも、辞めれない、辞めたくない理由。
それってなんだっけ、
大切なことを思い出させるきっかけにしてくれる名曲。
(この曲をこういう聴き方している人はおそらく皆無だろうけど笑)
aiko 花火
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