強いメンタル

多くの選手が「メンタル」の重要性を話したり、

インタビューで「メンタル」について聞かれることが多いのは、

スポーツにおいて、よほどメンタルが重要なのだということ。

そしてスポーツをしない人にとっても、

スポーツ選手のメンタルを参考にしたいということ

なのだと思う。

私は、結局メンタルというのは、「今に集中できるかどうか」だと思っている。

言い換えると、

過去に縛られず、未来を思わず、

今この瞬間を生きれるか、

集中できるかどうかだと思っている。


 

多くの選手がプレッシャーを抱えている。

プレッシャーの原因は、勝ちたい、結果を出したいと思うからだ。

責任感みたいなもの。

「絶対に勝つ」と未来に強く願えば願うほど、

「勝てなかったらどうしよう」と、プレッシャーは大きくなる。

そして勝つために一生懸命頑張った、たくさん犠牲にした過去があればあるほど、

「勝てなかったらどうしよう」と、プレッシャーは大きくなる。

 

勝たなくてもいい試合に緊張することはないし、

努力しなかったことがうまく行かなくても悔しくないから、緊張しない。

勝とうとすればするほど、プレッシャーは大きくなる。

だからプレッシャーというのは、自分が目標に向かって頑張っていた証拠であり、

本来は歓迎すべきもの、賞賛すべきもの。

実際、ドキドキする人生っていいものだ。


「プレッシャーに勝つ」ためには、

そうした強く重たく大きな過去・未来たちが生んでくれたプレッシャーを

本番にそのままの形で連れていかないこと、

要は「勝てなかったらどうしよう」と考えながらプレーするのではなく、

今その一瞬に集中すること、

「集中力」を生む原料として、プレッシャーを変換、昇華できるかどうかだと思っている。


大きなプレッシャーが、高い集中力を生む。

そして高い集中力が、偉大な結果を作る。

責任、期待、時間、汗、犠牲にしたすべてのものたち、

必死に毎日を生きてきた人間ほど、

プレッシャーに負ける可能性も高い。だけど、

それらを集中力に変えて大きな記録を出す可能性もまた高い。

 

いつだってこの世の中を変えていくのは、

集中力の高い人。本気な人、マジな人たちだから。

マジになるためには、大きな不安と、大きな努力が、きっと必要。

そしてそれらが前人未到の集中力の世界に入っていける唯一の方法。


絶対に勝つと思うこと。

そしてめちゃくちゃ自分にプレッシャーをかけること。

そんな生活、環境を作ること。

そして、本番は開き直って、今そのプレーに集中すること。

あまりに重い重圧から、今現在に解放されて

高い集中力の中で「楽しむ」ことができるのだと思う。

選手がよく言う「楽しむ」という言葉は、集中の世界に入る楽しさであり、

「ふざける」という意味とは違う。世界に入っていけるかどうか。


集中しよう。世界に入ろう。

そのために、大きな未来を思い描こう。

いろんな雑多なこと、面倒なこと、上手くいかないこと、

全てを集中へのエネルギーに変えて、

スポーツを楽しもう。

 

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