目の前にオリンピックが無くなって、
「ああ、あの時目標に向かってすごい頑張っていたんだな」
と思えるようになった。
「目標に向かって頑張る」というのは
頑張っている時はそれ自体普通で
自分が「今」頑張ってると思うことは無い。
こうやって
一息ついたとき、振り返った時、
卒業したとか、一区切りした時に
「ああ、あの時は頑張っていたんだな」
と気づく。
(選手村にて)
「頑張ってる人は、自分が頑張っているなんて思っていない」と言うように
もし自分に「今」頑張っているという気持ちがあるのなら、
それは「ヤラセ」というか「我慢している」と同義なのだと思う。
我慢は悪ではないけれど。
純粋な目標は
頑張らなくても頑張らせてくれる素晴らしいもの。
頑張っている感覚がないから人は
もっともっと頑張れる。
適切な目標は
「頑張る」を無くす。
いかに頑張るか、そのために
いかに頑張ってる感覚を無くすか。
もう一回、あの場所でチャレンジできるように、
また違うやり方で、気持ちで、価値観で、
臨めたらいい。自働的に世界一頑張れるように、目標を決めよう。
4年後の大きな自分へ。
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