選手とオリンピック

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すごいなと思った記事↓

小平奈緒「五輪を利用されたくない」札幌五輪招致活動への参加要請は”辞退”【スピードスケート】

https://news.yahoo.co.jp/articles/4ac290b8f39aeee00ad59d51f2d2cc81c9a5666d

以下は自分が五輪に出た、前後の感想です。

ボート競技のような、全日本や世界選手権で誰がどんな好成績を残そうと

なんのメディアにも乗らない、誰も評価しない競技において、

オリンピックだけは違って、

「オリンピック」というだけで、褒められたり、

いろんな場所に招待されたり、講演させてもらったり、

「オリンピック選手」と「ボート競技日本一の選手」とは、

私の中では全くの同一なんだけど、

世間からすると全く違うような印象を受け、

「オリンピック」ブランドってすごいなと感動した日々でした。


一方で、選手はピエロなんじゃないかとも思いました。

「THE:舞台」に立たせてくれるだけでも非常に非常に有難いんだけど。

選手としてオリンピックに出場するという経験は本当にかけがえのない貴重な経験なんだろうけど、

運営側に回れば、それが何回もできちゃうのかなと。

オリンピックが商業的になるからこそ、選手も大きな恩恵を受けるんだろうけど、

どれぐらい商業的になっているかは選手側が知る由もないので、

恩恵のどれくらいが選手側にいるのかわからない。

角川歴彦会長を起訴 東京五輪汚職の贈賄容疑で

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2210/04/news124.html

汚職を商業的と表現していいのか、たぶんダメなんだろうけど、

約7000万というお金が流れたのだとしたら、

オリンピックで金メダル獲った時の報奨金が500万円だから

約14個分。

オリンピックで何千万、何億もの、収入を得ている人がもしいたら、

その人からの「応援してます」は

結構意味違うな、って思いました。


多くの選手は、競技一辺倒で、

「オリンピックにでれば将来安泰」だとか「金メダルとれば将来安泰」だとか、

そんな風に言う人は今時も昔もいなかっただろうけど、

競技成績で高校に行き、大学に行き、就職している人が多い中で、

4年に一度、ほとんどの人にとって一生に一度というリスクの高い目標にチャレンジしている。

だからこそ、引退後、進路に迷う人が多い(統計をとったわけじゃないけど、経済的に成功している人は非常に少ないイメージ)

選手も「競技で成功すれさえすればいい」と思っているからこそのツケなんだろうけど、

選手としては「今」にいかに集中できるかが選手の全てな部分もあるので、

中々に難しい。JOCとしても取り組んでくれてはいる。

アスリート取り巻くセカンドキャリア問題 元五輪選手が指摘する“ある傾向”とは

https://the-ans.jp/course/1403/


強烈な光の中には、

同じだけ強烈な闇がある。

それは仕方のない事なんだろうけど、

あまりにも今までオリンピックは光でしかないと思いすぎていた。

いろいろあるんだってこと。

客観的に見た方が良いということ。

利用するのもいいし、

利用されるのもいいけど、

自分がいまどっち側の人間になっているか、

ちょっと考えてみた方がいいこと。

そんな風に感じたオリンピック。

まあ、一番の問題は、

「オリンピックブランド」におんぶに抱っこしてもらってる

ボート競技が、もっと自立できればいいことなんだろうけど。

選手、競技ともに、オリンピックから自立した状態で、

オリンピックを楽しむ、挑戦する、

そんな未来に。

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