「もう無理だ。」そこからがトレーニング

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「もう無理だ」と思ったところからどこまでいけるか。

それがトレーニングだと思う。

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1日1日、一回一回、

「もう無理だ」の中をどれだけ突き進めるか。

何キロ漕げ、とか

何キロの重さを何回挙げろとか、

そういうメニューはメニューとしてあるけれど、

無理だと思った先に、どれだけ行けるか。

あと一本、

あと一回、

あと1分。

 

もう無理だと思ったところから、

自分の自分に対する「予想」を外せた時、

今日1日のトレーニングは成功だったと言っていいんじゃないか。

 

「できない」

「無理」

そこが出発点なのであって、

そこからがスタートなのであって、

できないからやらない、

無理だからやらない、はおかしい。逆だ。

できないと思うから、やる。

無理だと思うから、やる。

「できない」「無理」は、成長のスタート。

 

スポーツはできないことをできるようにする行為だ。

何ができないか。

それを見つけて、それを食べちゃえば、すごい幸せだ。

できないことが沢山ある、というのは幸せなこと。

 

トレーニングはきつくなるまでがトレーニングじゃない。

きつくなって、「無理だ」と思って、

そこから初めてトレーニングが始まる。

心の底から無理だと思うポイント、無理ポイントを予想して、

その予想を裏切り続ければ

どんどん強くなっていく。

 

「できないと思っていたことができるようになる」

その感動をエネルギーに

スポーツ選手は、

人生は、

あると思う。

 

人生に勝ち負けはない。

なりたい自分になれるかどうか。

過去何をしたか、なんて関係ない。

今現在どう生きているか。

無理の中を突き進んでいるか。

それだけ。

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