足りなかったのは想像力。

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できると信じること。

信じる力が、伸びるために、強くなるために、

最も必要なんじゃないかと、最近思う。


強くなろうと思って、練習量を変えたり、やり方を変えたり、国を変えたり、

いろんな試行錯誤を繰り返して、結局思ったのは

もっともっと大きな自分を信じる必要があるということ。

もっと大きな自分を信じることができて初めて、

努力や変化が実になって、思った形になっていくんだってこと。

「自分はだいたいこれぐらいの人間」っていう思いの中では、

だいたいこれぐらいの人間に落ち着いてしまうんだってこと。

 

良くも悪くも今の自分は、

過去に心の底からなれると思った人間になっている。

今の自分がその時点の人間であるのは、

きっとそこまでの自分を想像できたから。

そして、もっともっと上へ行けていないのは、

もっともっと上の自分を想像してあげられてないから。


どこかで、予防線を張っていたのでしょう。

俺はこれぐらいだろと納得している自分がいたのでしょう。

できると設定した自分が高ければ高いほど、

できてない現状を耐え忍ぶ日々が長く、辛いものになるから。

だから、逆に、できてない現状を直視することを逆に楽しもうと思う。

だってここから、できるようになっていくんだから。


未来を信じるということ。

東京五輪で日本のボート競技がメダルを獲る、金メダルを獲る、

それをもっともっと信じよう。

もっとワクワクしよう。

獲ったら何が起こるか。

想像して、想像して、想像して、勝手に元気になっちゃおう。

現実的に未来を想像して、だいたいこんな未来だろうって想像しながら頑張る毎日と、

周りからありえないと言われても、ワクワクするような未来を想像して頑張る毎日、

どっちが楽しいかって、そりゃ後者だ。


きっと、多くの世界一のアスリートは、

「世界一になる」と思って練習しているんじゃない。

「世界一は俺だ」と思って練習している。

 

すでに自分は世界一だと信じること。

そう信じられるからこそ、世界一の練習ができるのでしょう。

なぜなら自分が世界一だから。


日本人が陸上で100m10秒切るということも、もう3人もクリアしてしまった。

「日本人には無理だ」を破壊してきた歴史が、スポーツ。

どうせなら、無理だと言う側の人間じゃなく、破壊する側の人間になろう。

 

世界中のどこの国も、ボートで日本人が勝つなんて誰も思ってない。

それを楽しもう。

誰も思ってないことを成し遂げる楽しさ。

ワクワク感。オセロの黒が全部白にひっくり返る瞬間。


自分に、日本に足りなかったのは、ワクワク感。

100年挑戦して誰もできなかったことを、勝手に自分ならできると勝手に想像しちゃう不届き力。

未来を勝手に想像して、勝手に元気になって、勝手に練習しちゃうエネルギー。

ワクワクしよう。

勝手な想像から始まるワクワク、

誰の許可もいらず、何のお金もかからず、

ただただ何度現実を突きつけられても、周りからのイタイ目を楽しんで

めげずにワクワクできるかどうか。

勝つのは日本。勝ったのは日本。

がんばろ。

 

 

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