子どもの卒園式をうけて

卒園式の歌

娘が幼稚園を卒園する時期になり、

父親として卒園式に出席しました。

その中でなんの歌なのかわからないけど

卒園児が歌ってくれた歌の中に

「気がつけば春の風が」

という歌詞があり、

なんかすごい美しい歌詞だなと思った。

「気がつけば春の風が」

「こんなにも大きくなりました」

「ありがとう、そしてさようなら」

みたいな歌詞。

いい歌詞。

いやいや、6歳でまだ「さようなら」は早いでしょ

ってツッコミたくなったけど、

なんかじんわり来ました。

あった。

ありがとう こころをこめて という歌らしい

通園路

卒園ということで、

もう2度と娘と一緒に使わないことになる通園路を歩いた。

何回通ったか、何回一緒に走ったかわからないけど、

どう見返しても、

ごくごく普通の道なんだけど

ただの道に何か思い出を感じる。

幼稚園は家から近いし、

別に娘が何歳になろうが引越ししない限り

行こうと思えばいけるんだけど、

多分、もう、通らない通園路。

「2度とない」、とか、

「もう絶対ない」、とか、

今日は卒園式!みたいに、

予測可能なきっぱりしたお別れ、最後もあるけれど、

行こうと思えばすぐ行けるんだけど、

おそらく絶対に通らない、しないっていう最後って、

人生に結構ある気がする。

連絡しようと思えばできるけど、せずに終わる、とか、

もう一回勉強しようと思えばできるんだけど、せずに終わるとか、

「今やらないと、これが最後だよ」って前もって言ってくれればいいのに、

誰も教えてくれない、そんな終わり方。

最後ってわかってたら、そりゃみんなやるよね。

頑張るよね。

最後の幼稚園までの道のりもそりゃ大事に歩くさ。

だから、だから、

一日一日を最後だと思って生きろ、っていうんだと思う。

いつでもできる、がいつも曲者なんだ、人生ってやつは。

このブログが自分の最後のブログとは全く思えないけど、

ちょっとだけ、ほんのちょっとだけその気で書いた。

いつでもできる、に要注意。

今日はそんな話でした。

また書く。

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