子供の時から憧れていた「オリンピック選手」ということになっても、
電車に乗って、自分がオリンピック選手だなんて気づく人なんていない。
オリンピックに行きたい、成功したいと
オリンピックに出れる選手ってのは、成功する人ってのは
どういう人なんだろうと
ずっとずっと本を読んだり探していたんだけど
たぶん過去に乗った電車、住んだ街にいたんだろうなって思う。気づかなかっただけで。
ほとんど全ての人にとって
ほとんどのオリンピック選手がわからないように、
どこかの会社の社長だったり
どこかのすごい人だったり
自分の運命の人だったり
同じ電車に乗ってても、同じ街に住んでても気づかないんだろうなって思う。
良い人が見つからない、じゃなくて
スポンサーが見つからない、じゃなくて
たぶん気づけないだけなんだろうなって思う。
気づけないから、
気づけないことが普通だから、
目の前の人を大切にして
目の前の事に集中して
いつの間にか出た結果を通じて
「あれが大事だったのか」
と気づくのかもしれない。
目の前の信号待ちの人にも
壮大な過去、壮大な未来があるんだろう。
気づけないけれど。
「人事尽くして天命を待つ」というのは
目の前のこと
目の前の人を大切にしていれば
いつか出会える、いつか報われる
そんな意味なのかもしれない。
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