「ボートは貴族のスポーツ」と言われるからかそうなのか。
ボートに限らずどの競技でも欧米はそうなのか。
日本文化のようなもの
「一意専心」、「二兎を追うものは一兎も得ず」
から派生していると思われる
「ボート速いからいい」
「スポーツを一生懸命やってるからいい」
「五輪出てるからいい」
そういう発想が、あっちにはないらしい。
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会ったことのあるイギリスの選手は私(元無職)と同い年で
五輪銀メダリストかつ「医者」で
リオで自分と同じ種目に出た青年23歳ぐらいは
五輪5位かつ「ハーバード卒のプログラマー」。
フランスでも「大学の講義中に寝るなんてあり得ない」らしく、
日本の文化との違いに愕然としました。
あっちはあっち、こっちはこっち、かもしれないけど、
どっちがカッコイイかっていうと、
そりゃ私は漫画の主人公みたいな人間に憧れる。
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「日本の宝」だと言われ、
「勝てば報われる」と言われ、
五輪が終われば「元:宝」としてキャリア問題にぶち込まれる日本の選手。
「アスリートのセカンドキャリア問題」という、欧米には無いらしい日本の問題。
アスリートを引退してから、そういう方面に行かれる方はたくさん知ってるけれど、
同時進行型の選手は日本にいるのだろうか。
「勉強もスポーツも同時にやるなんて無理」
そんな日本の常識を、自分が変えれたら楽しいんじゃないか。
「二兎を追うものはヒーローになれる」
そんな言葉の真実探しに出かけます。
夢は笑われるぐらいが丁度良く、
夢を叶えるのが選手の仕事。
結婚してようやく孤独から解放されたので、
いろんなご批判、ご非難にも耐えられるだろう。
「俺は一番になりたいんじゃない。一人目になりたいんだ」
The importance of Getting there first
ということに気づいたこの頃。
競争はあんまり好きじゃないし、
同じ土俵ではなかなか勝てないから、
新しい土俵を一人で作って一人勝ちの戦法。
誰も登ってない山を登るのだ。その方が誰も傷つかない。
土俵作り、「道」路工事が成功するかどうか、
残り3年ちょっと頑張ります。
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