to be No.1

Rowing

大家さん(元ボート選手)から過去の記録を聞いて、

めちゃくちゃ驚いた中野です。

「へいヒロシ、6000mエルゴやったことあるか?

俺は6000m18分何秒だったけな、iztokは18分24秒だったっけな。」

 

ちなみに私は7年前ぐらいにそのテストをやって20分24秒なのですが、

まあ2分も違うのかと。

2分というと、18分の人が20分のペースだったらもう1時間ぐらいできるペースになります。

カッコ笑というやつ。

10回腕立て伏せできる人が、3回で終わっていいよ、って言われるぐらいの記録が

私です。軽いショックを受けて練習に向かったのは言うまでもなく。

 

お二方は重量級で、いわゆる私の軽量級というカテゴリーではないのですが、

「やっぱそれぐらいじゃないと、メダル獲れないんだなー」

と思った昼下がり。

 

ここに来たからには、一番を目指さねばなりません。

この人には負けていい、と思い始めるとキリがない。

誰にも負けてはいけません。

 

よく「結果より、過程が大事」だというけれど、

私もそう思いたいが、世の中絶対そうなってない。

「一番じゃなくてもいい、2番でも、3番でも、何番でも頑張ったんならいいじゃないか」って

そのセリフ、すごい心底納得したくなるけれど、

実際みんな一番しか興味ないんだ。

日本で2番目に高い山、2番目に長い川、2番目に広い湖、

それらに興味のある人、名前を知っている人はどれだけいるのか。

3番目とか尚更。(ちなみに2番目に大きい湖は茨城県の霞ヶ浦です!!)

「人生勝ち負けじゃない」と、そんな話に説得力を持たせられるのは、

なぜか勝った人だけ。なんでや。おかしいやろ。

 

選手である限り、一番を目指さないと。

そして、「一番を目指す」っていうのは、

おそらく「人間の本能」であって、

2番でもいい、3番でもいい、決勝に行ければいい、っていう妥協は

単なる自分の本能を抑えてるだけ、

傷つきたくないだけ。

最初から「無理」って決めつけた方が、ほら傷つかなくていいじゃないですか。

でも傷つかないと成長できないのはそこらへんの筋肉ときっと同じなんだろうなと思う。

そして、全ての人間が1番にはなれないけれど、

1番を目指す気持ちは、本能に忠実な努力は

一番幸せな努力なのではないかと思いませんか。

夢を叶えるのが仕事のスポーツ選手が、

未来までも現実的に捉える必要はないから。think global, act local.

 

「一番になれなきゃ意味がない」と言っておきながら、

「一番を目指すことが大事」と言っているこのブログは

いつも矛盾を抱えたまま終わります。

 

2分差も、1日1秒縮めれば、4ヶ月。

先輩に追いつくこと、追い抜かすことで人類は発展して来た。

まずは追いつきましょう。

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