暑さに耐える練習は必要か。

Rowing

日本に帰ってきた。

妻と娘を連れて、またスロベニアに行くまでちょっとの間、

この灼熱の日本で練習する。

よく「気合いと根性」を高めるために、

この暑い中、長時間練習することに意味はあるという人もいるけれど、

まったく賛同できない。

この暑さでの練習はよくて1時間、だと思う。

ボートのように動き続けるスポーツは特に

この温度と湿度で冬場と同じように

二時間も運動したら4リットル水を飲んでも体重は減ってるだろう。

もし「気合いと根性」を高める必要があるのなら、

指導者の方も「気合いと根性」で

選手のためにもっと涼しい環境を探すか作るか、

体温が上がりっぱなしにならない練習や

少ない時間でも効果を出せるような練習を考えるか、

何かしらしなきゃいけないと思う。

普通に死ぬ。

 


怪我から復帰後、強くなった選手は数え切れないほどいる。

練習できない時期が、逆に成長を促した例だと思う。

短い練習時間の中でも必ず成長できる。

環境の変化に適合できて生き残れたのが人間なのなら、

気温や湿度によって練習メニューを工夫することも大事ではないでしょうか。

練習ができないからこそ、できることがある。

むやみにやって、むやみに倒れることにないように、

熱中症にならないように、

気をつけて頑張りましょう!!

 

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