スポーツ選手、アスリートといえばプロテインというような印象でしょうか。
プロテインはじめ、様々なサプリメントが、栄養補助食品としてたくさん売られています。
サプリメントは大事だよ!とか
サプリメントよりも食事が大事だよ!とか
そういうことではなく
「誰と食べるかの方が大事」
なんじゃないかという話をしようと思います。
去年の10月に会社を辞めて無職になりました。
給料日が無くなることは当たり前に覚悟していたんだけど、
一緒にごはん食べる人がいなくなって参りました。非常に寂しい。
有職時代、
昼ご飯は会社の人と
夜ごはんは会社のボート部の人と食べるという生活がなくなり
「1人の時間を増やしたい」とか贅沢言ってた時代から
「1人の時間をなるべく無くしたい」と言う時代へと変化しました。
別に朝起きても起きなくても誰も困らず、
食事を食べようが食べまいが誰にも気づかれない生活。
ご飯を食べるのが早くなったのも会社を辞めてから。
話す相手がいないから、1人で食事っていう寂しい時間が一刻でも早く終わりたい、そんな気持ちだったのかもしれない。
自分がチェーン店じゃなく、店の人と話せそうな店に行くようになったのもこの時から。
どんな練習も、強くならなければ意味がないように、
どんな食事も、元気にならなければ意味がないように思う。
どんなに栄養価の高い食事を取っても
たぶん寂しかったら、元気にならないし、吸収しないんじゃね?って思う。
本当の栄養、元気ってのは、笑うことだと思う。
そして笑うことっていうのは、誰かがいないとできない。
笑わせることも笑わされることも、
誰かがいないとできない。
さすがのグーグル先生にもできない。
どんなサプリメントにもできないこと。
会社もチームも雰囲気が一番大事っていうのは
結局元気ない人が頑張れないよねって話だと思う。
本気で笑いあえる。
そんな人たちと一緒にいることが
そんな関係を作っていくことが
一番大切で
一番栄養補助食品だと思う。
笑う。
「しっかり食べた?」
もいいけれど
「しっかり笑った?」
そんな食育もいいんじゃないかな。
酒飲んだ方が笑えるなら飲んだ方がいい気もする。
なんのための栄養か。
元気になるため。
元気になろう。
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