レースが終わって次の日の今日。
練習スケジュールとしては休みになってたが、20km漕いだ。
トップとの差20秒を詰めなければならない。
一周4kmのコースを5周、
ターン込みで1時間29分ぐらいをノンストップで漕ぐという
自分でも結構気合入れないとできない練習。
ボートは他の有酸素運動と比べても心拍数が上がりやすいスポーツ。
ランニングで最大心拍数の9割ぐらいを一時間以上って結構やばいメニューだけど、
ボートではそれができちゃうのが不思議。
「我慢」とか「忍耐」とか、
今では美徳じゃなくなっているような概念を、究極の美とするような競技。
(ブレドのマーク)
昨日3位になって、
個人としてヨーロッパでメダルを獲ったのはおそらく3回目・5年ぶりで、
嬉しかったけれど、
だからと言って目の前の練習がなくなるわけじゃなく、
むしろ目の前の練習、一漕ぎ一漕ぎに集中しないことには
前に進めない、勝つことはできないから。
「山は登ったら下りるもの。」
いい景色を見て感動したら、そそくさと帰る。
次の山を登るために。
というわけで、午後は山を登り下りしたくなり、
ランニングがてら、ブレドの絶景スポット(山)と呼ばれるところ第二弾に行ってきました!!
今回は教会を前回の反対側から見れる山で、
前情報では、「登るのは大変だけど、それ以上に美しいから絶対行くべき」
とのこと。大変=大変じゃないと思う中野は早速調べて出発。
目的地は Ojstrica という場所。(Jはイと読むので、オイストリカ?)
艇庫から直線距離で1kmぐらいだから、灯台下暗し、余裕だなと思いながらいざ出発。
すぐ不安な山道になりました。
(ほんとにここか?)
そして、恐ろしく急激な坂になります。
写真では伝わりにくい傾斜感ですが、
登るの大変どころかここ誰も登れんやろ。
って坂です。ちなみに往復一時間かかりました。
汗だくになりながら、傾斜がありすぎて一歩が本当に一歩しか進まない時間を
しばらく過ごし、
道を半分以上間違っていたことに気づき、
7割ぐらい登らなくていい山道を登っていたことに気づき、
引き返してついた場所 Ojstrica からの景色がこちらになります。
すごく絶景でした。写真の3倍は綺麗。
美しいものを見ると、心が豊かになった気がするのは気のせいでしょうか。
登るのが非常に大変ですが
無料で非常に絶景、 Ojstrica 。
運動がてらブレドにお越しの際はぜひ。
山に登ったら下りるもの。
明日からまた練習が始まります。
またメダルを獲得できるように、
もっともっと速くなれるように、
勝てるように、
次なる山の登頂目指してまた頑張ります!!
今後ともどうぞ応援よろしくお願い致します!!
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