「完璧」について

Life

このブログにおいて、

「上手く書けた」と思った文章がなにも反響を生まなかったり、

意識せず書いた文章がたくさんシェアされたりする。

 

自分の意識と、

周囲の意識っていうのは当たり前だけど違う。

 

 

ボートについても

これだけ頑張ったのだから速くなる、と思いきや、

適当にやったほうが速くなったりする。

適当にやって速くなったから、

次も適当にやってみようと思ってやったら

案の定遅くなったりもする。

 



予想と結果のずれ。

 

自分が「完璧だ」と思うまでやったところで、

相手が「完璧な仕事をされましたね」って思ってくれるかどうかは

相手による。

 

不十分な仕事をしてしまったと思っていても、

すごく喜んでくれたり

自分としては満足でも、全然喜んでくれなかったりする。

 

「予想通り」は滅多にこない。このブログでもボートでも何に対しても。

多分この予想的中率は一生上がることはないだろうし、

あげようと思っても時間の無駄だから、

とりあえず行動して、たくさん結果出したほうがいいのだと思う。

 

今時、全部検索したら結果がわかる時代で、

「グーグルにはこう書いてある」ってなかなか行動しない世の中になってきたけど、

行動した体験、体感がどんなものだったかは

その人にしかわからないものだから。

自分にしかできない体験、経験、感情、感覚、

それらをいっぱいいっぱい積み重ねて、

そのためにできるだけたくさん行動して、

死ぬ前までに、たくさん自分だけの経験、感情を積みたい。

 

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いい文章を書こうとして、いい行動を取ろうとして、

考えに考えて歳をとっていくだけなら、

100%ではないけれど、完璧ではないけれど、

行動していった過去を持つ大人になった方が

かっこいいから。

 

いつ死ぬかわからない世界の中で、

これが最後のブログになるかもしれないし、

次の練習が最後になるかもしれない。

その中で、魂込めて、これが最後のブログになっても後悔しない、

これが最後の練習になっても後悔しない。

「中野の最後のローイングはこれだった」

「中野の最後の文章はこれだった」と言われても胸張れるように、

毎日毎日じゃなく、

一日一日、

もしくは一回一回をラストだと思って

事に臨もう。

それが集中力を高めるし、

きっといい仕事につながる。

いつ、何が起きても、

「あいつの最期は立派だった」と言える一瞬一瞬を過ごす。

 

「限界までやれ」って言われても難しいけど、

「今日が最期だと思ってやれ」ならわかる気がする。

 



コメント

  1. w。 より:

    こんにちは。。。

    いろんなことをお考えになられるものなのですね。

    当方も あまり 考えてはいないけど 馬鹿みたいに 5時19分の準急に乗って 桜宮の艇庫でエルゴ30分して、それももう4年も続けているけど いまだに8分の壁が越せなくて とても 越せそうになくて 。。。

    それでも まあ。。。

    それすると一日が楽しく過ごせて 仕事(町医者)がはかどって 持病のうつ病もこのところ再発がなくて。。

    いろいろですね。

    64歳男性 瀬田漕艇俱楽部 浜寺マスターズクラブ 会員 

    ブログ エルゴのうた http://247152wa.blog.fc2.com/

    失礼します。

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