大会途中報告。2戦連続決勝進出!

Rowing

63rd International regatta Bled

第63回ブレド国際レガッタが昨日15日(金)から始まりました。

日本では珍しい進み方で、

金曜日の午後に予選、

土曜日の午前に決勝、これをDAY 1と呼び、

そして午後からDAY 2となり、

午後に予選、

日曜の午前に決勝になります。

選手によって、どちらかをシングルや、ペアなど小艇で出て、

もう一つのDAYにエイトやクォドルプルなどの大艇で出ることが可能で、

もちろん、どちらも同じ種目で出ても可能な大会となっております。

 

中野はどちらも軽量級シングルスカルにて出場。

昨日二時間前の計量で、72.5kgでクリア(上限72.5kg)

非常に横風が強く、侵攻方向に水が流れているとはいえ、何度か進行方向を変えないと曲がってしまう

ブレドには珍しい状況下でのレースでした。

2位。全体4位。組2位以上が決勝進出で、

本日土曜日決勝を迎えました。

前半飛ばしすぎ、750m以降本当にしんどかったけれどなんとか漕ぎ切れたというレベルで、

内容としては満足いかないものでした。

ぶっちぎりの4位。数字で言えば惜しくもメダル届かずだけど、

実力を全然発揮できてない感じがすごいショックなレースでした。

一位と25秒差も実力差があるとは思わないけれど、

同じスロベニアで練習している仲なので、ぜひ彼をよく監視して、

2ヶ月ぐらいで追いつきたい。

ヨーロッパ選手権の銀メダリストらしく、この前のW杯では故障気味でうまくいかなかったものの、

回復した模様。頑張れ中野、目標は目の前だ。

 

そして午後。DAY 2が始まりました。

午前の決勝で9秒差つけられて負けてしまった3位のスロバキアの選手と同じ組。

もっとセット深くして体開かないように漕いで見ようと思い、修正に修正を重ねて

再戦に臨みました。結果、2.8秒差に短縮。

セットは深い方がいい、と確認。

コーチに聞くと「君の船はそもそも軽量級の船じゃないから、スピード出てる方だ。ほっほっほっ」

とのこと。それでもなあ。勝ちたいんだよなあ。

実際、海外では何秒差とかどうでもよく、順位が全てなので、

一位のPOPELKA選手もどれだけ本気を出したのかわからない。

あとで’ easy race?’と聞くと、「ほぼマキシマム」と答えてたので、

信じるとしよう。

結果が悪ければDAY 1・2で1レースずつの2レースしかできなかったので、

4レース、しかも決勝に出れたので、良かった。

メダルが欲しいものよ。

見えてくるだけでも、やる気が出る。

また頑張ろうと思える。

見えない時が辛い。それが今見えてるのだから、

明日も明後日も明々後日も、栄光に向かって頑張ろう。

 

隣がヨーロピアン選手権銀メダリスト。

自分のペースを保つべきか、またアタックすべきか考えものだが、

一つでも順位を上げて、届きますように。

頑張ります!

 

 

 


 

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