イーブンペースで漕ぐには。

イーブンペースで漕ぐにはどうしたらいいですか?

 

海外の選手はほとんどイーブンペースで2000mレースを漕ぎます。

むしろ後半の方が早いこともあります。基本落ちることはありません。

一方で、日本のレースは最初の500mが非常に速く、後半1500mが遅いことが多いです。


どちらにもメリットがあります。

イーブンペースのメリットは効率がいいことです。

ボートは水の抵抗との戦いとも言えます。

水の抵抗は空気抵抗と比べ速さが上がるととんでもない勢いで増すので、

ランニングで1km10秒あげるのと、

ボートで1km10秒あげるのでは、労力が全く違います。

エイトの3秒差はものすごい差ですが、それに比べてスピードの遅いシングルスカルの3秒は、まだましなタイム差です。

ボートは特にイーブンペースで漕いだ方が効率的で、タイムが速いということになります。

エルゴでイーブンで漕ぐのはそのためです。


イーブンペースのデメリットは、スタートで最初に相手に出られた場合、

長い間1人黙々と漕がなければならないことです。

その為、スタートで出られても、絶対に追いつけるという強い信念、自信がない限り、

相手に追いつけない状況では焦ってしまい、自分の漕ぎができなくなる可能性があります。

ボートの場合、抜きつ抜かれつは非常に少ない競技であり、一度抜かれた相手に、また追いつき、抜き返すというレースはほとんどないことから、相手にとっても絶対に抜かれたくありません。

だかこそ中々追いつかない時間が長くなります。

それでも黙々と漕げるか。それがイーブンペースの大変なところです。


最初に飛ばすレースをするメリットは

安心できるということにつきます。

最初に稼いだタイム差をずっと維持すれば勝てます。

相手が見えるので、アドレナリンも維持されるでしょう。



イーブンペースで漕げない理由は二つです。

①前半に頑張りすぎる

②テクニック不足で変なところが疲れる

この二つになります。


①前半に頑張りすぎる。

最初に述べたように、相手に出られると悲しいという想いから最初頑張りすぎてしまいます。

また、自分の体力の過信から最初飛ばしすぎるということもあります。

風に大きく影響されるボートは特に、ランニングのようにkm何秒ペースでといったことはできません。

体感の疲労度や、一分間に何回漕ぐか、そのレートだけを頼りにペース配分することになります。

だからどんなタイム競技よりもイーブンで漕ぐのは難しいです。

②テクニック不足

まだまだイケるのに、腕がパンパンで途中で失速とか、技術的な面でのボトルネックから、

後半のスピードが維持できないということがあります。


以上から、レースで途中で失速した場合、考えられる理由は二つ、

前半飛ばしすぎたかどうか、

どこかが疲れて漕げなくなったか

です。

この二つのうち、どれが一番当てはまるか、どちらもなのか、

その原因は何か、どう改善したらいいか、それが次の日からの練習になります。

 

以上です。







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