「できない」貯金

Rowing

大学からボートを始めて、

丸9年経った。

 

9年漕いで、

「こんな漕ぎ方あったんだな」

 

っていう衝撃を、昨日、ボート人生最大級に受けた。

 

 

「漕ぐ」。

 

ブレードを水に入れて、出すまでの

 

1秒弱の世界。

 

 

その1秒もない世界の充実のために毎日、

 

 

漕いでいる。

 

9年漕いで気づく、

 

1秒の新世界。

 

 

一万回だめでも

一万回一回目は、って歌があるけれど

 

ボートに限っていえば、何億回も漕いでいるだろう。

 

だからこその感動。

 

一本漕いで、上手くなれば、「天才」と言われ

1億本漕いで、上手くなれば、「感動」になる。

 

どっちでもいいじゃないか。

 

 

1万日以上生きて、

まだ知らない世界がある。

 

 

9年気づけなかったからこその感動。

 

生きれば生きるほど、

 

初めて気づく感動が大きくなるんだと思う。

 

歳をとればとるほど

感動は増えていく。

 

 

「できない」は「感動の種」

 

咲かせるか咲かせないかは、その人の趣味だけど、

 

自分はボートでもうちょっと感動したい。

 

だから、もうちょっと「できない」を積み重ねたい。

 

いつできるか教えてくれればすごい助かるのだけど。笑

 

 

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